みなさん、こんにちは。最近は冷え込みが強くなってきましたね。インフルエンザも流行していて、私の娘の園でも辛い状況が続いています。スクールカウンセラーとして勤務している学校でも学級閉鎖が多発。どうか、みなさんご自愛くださいね。
そして、自宅待機をしていると、どうしてもスマホやタブレットPC、テレビを見ている時間が長くなりますよね。
スマホを開けば、毎日たくさんのニュースやSNSの情報が流れ込んできます。
それらを追ううちに、心がざわついたり、疲れを感じたりすることはありませんか?
「ニュース疲れ」は、現代の“情報ストレス”のひとつです。
ここでは、たった3分で心をリセットする方法をご紹介します。
■ なぜ情報に疲れるのか?
脳は、ネガティブな情報をポジティブな情報よりも強く記憶する性質があります。
ニュースやSNSでは事件・災害・不安を強める話題が多いため、
気づかないうちにストレスが増え、常に緊張状態になってしまうのです。交感神経が常に優位になってしまいがちかもしれませんね。
この状態が続くと、
- やる気が出ない
- 集中できない
- 無気力になる
といった“情報疲れ”のサインが現れる可能性があります。
■ 3分でできる、心のリセット習慣
1️⃣ スクリーンを閉じて深呼吸を3回
視覚情報を遮断するだけで、脳の興奮が少しずつ落ち着きます。
できれば目を閉じて、ゆっくり息を吐くことを意識しましょう。
ゆっくり吸って…そして、吐いて…自分が心地良く感じるように行ってみてくださいね。
2️⃣ 手を温める
お湯に触れる、マグカップを握る、手首をさする——。
“手の温もり”は副交感神経を刺激し、心をリラックスさせます。
ちょっと疲れたな…と思ったら、ホットミルクやハーブティーはいかがでしょう?
当センターでもカウンセリング時にご自身のお気持ちやお疲れ具合に合ったメディカルハーブティーをお出ししています。
3️⃣ 外の光や風を感じる
窓を開けて深呼吸をするだけでも、セロトニンが活性化します。
特に午前中の自然光は、心のリセットに効果的です。
天気が良い日は無理なく、外の空気に身をゆだねてみてくださいね。
無理して風邪をひかない程度に、行ってみてくださいね。
■ 情報との「ちょうどいい距離感」を持つ
すべてのニュースを追わなくても、世界は回っています。
大切なのは、「知らなきゃ不安」ではなく、「今の自分に必要な情報だけ選ぶ」こと。
心理学的にも、情報量を減らすことで幸福度が上がるという研究があるように、
“見ない時間”を意識的に作ることは、心を守る大切な選択です。
私は、アプリを使って必要なニュースだけを表示するようにしています。少しお金がかかることもありますが、広告を入れない選択も毎日の情報ストレスを減らすのに効果的です。
■ まとめ
情報社会に生きる私たちは、休むタイミングさえ見失いがちです。
ニュースに疲れたら、まずは3分。
スマホを閉じて、光・空気・ぬくもりを感じてみてください。
その小さなリセットが、心の余白を取り戻す第一歩になります。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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