― ご挨拶 ・はじめに―
この記事を見つけてくださり、ありがとうございます。
渡邉アークメンタルケアセンター代表:渡邉です。このブログでは週に1回、今の季節に合わせた『心と体に効く』メンタルケアをご紹介していきます。
また、私の専門である不登校・発達でお悩みの保護者の方のお気持ちが少しでも軽くなるような記事もみなさまのニーズに合わせて書いていきます。私自身も母として、子育ての悩みやおすすめの情報もお伝え出来たら嬉しいです。
そして、当センターのお知らせに加え、対面カウンセリングや検査で六本木・乃木坂までお越しいただく際にお役にたてるような周辺情報もあわせてご紹介していきますね。ぜひ週に1回、今後ともお付き合いしていただけたら嬉しいです。近況などは週に1回以上発信することがあるとは思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
季節の変わり目に心が揺らぐ理由
さて、最近はすっかり肌寒くなりましたね。
秋になると、なんとなく気分が沈んだり、やる気が出ない。そんな心の変化を感じている人は少なくありません。
それは「自分のせい」ではなく、季節の変化が心に影響しているからといえます。
■ 日照時間の減少と「秋うつ」の関係
秋は日照時間が短くなり、脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減少します。この変化が、気分の落ち込み・集中力の低下・眠気などにつながっていきます。特に朝の光を浴びる時間が減ると、体内時計のリズムが崩れ、気持ちの安定が難しくなることもあるんですよね。
いわゆる「秋うつ」「季節性うつ」と呼ばれる状態は、まじめで頑張り屋な人ほど起こりやすい傾向があります。まずは、「この時期は誰でも落ちやすい」と理解することができると少し心が軽くなるかもしれませんね。
■ やる気が出ない秋は、心が休息を求めているサイン
夏の疲れが残るうえに、気温が下がって体のエネルギー消費も変化する時期。心も身体も「小休止」を求めています。それなのに、仕事や勉強、家庭の予定が詰まりやすく、無理をしてしまう人も多いのもこの季節です。
“やる気が出ない自分”を責めるより、
「今はエネルギーをためる時期」と考える方が、結果的にパフォーマンスが戻りやすいです。ぜひ、無理をせずに心の声に耳をかたむけてあげてくださいね。
■ 光とぬくもりを意識した過ごし方を
秋から冬にかけては、自然光の代わりに照明やあたたかい色味の空間を取り入れるのがおすすめです。夜道を照らすイルミネーションや、温かい飲み物、やわらかな音楽など。こうした「心地よい刺激」は脳をリラックスさせ、ストレスをやわらげます。
これからどんどん寒く厳しい季節になりますが、街にあふれるイルミネーションの明かりを私もとても楽しみにしています。私にとってディズニーリゾートなどのテーマパークは心を癒やし、幼かったころと同じ本当の私に戻り夢中で没入できる大好きな場所なのですが、早速今年のクリスマスシーズンも行ってきました。
ディズニーランドにて。毎日夜のエレクトリカルパレードでイルミネーションや素敵な音楽を聴くことができるんですよね。シーズン関係なく定期的に観ているのですが、今はパーク全体が温かい光に包まれ、寒いながらも心のぬくもりを得ることができました。

今年も本当に綺麗ですね。
心理学的にも、光・色・香りといった感覚刺激は気分を回復させる効果があるようです。
毎日頑張っているあなたに、五感をやさしく満たす時間を、どうかあげてくださいね。
■ 今日からできる秋のメンタルケア習慣
今日からできる簡単に取り入れられるメンタルケアをご紹介します。
- 朝、1分でも外の光を浴びる
- 温かい食事や飲み物で体を整える
- スケジュールを詰めすぎず「ぼんやりタイム」を作る
- SNSやニュースを見すぎない
- 「気分が落ちている」ときは、無理に前向きになろうとしない
心と体に優しい習慣、できることだけで大丈夫です。
■ まとめ
秋の気分の落ち込みややる気の低下は、誰にでも起こる自然な現象です。光や温もりを取り入れながら、自分のリズムを尊重して過ごすことで、冬に向けて心のエネルギーがゆっくり回復していきます。
どうか、ご無理なさらず、ご自愛くださいね。
またいつでも、この場所でお会いしましょう。みなさまのメンタルヘルスに少しでもお役に立てるようなお話しができるよう精進しますので、ぜひまたお待ちしていますね。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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